『海のはじまり』脚本家・生方美久に影響を与えた2人の存在!意外な経歴と過去作品も紹介

海のはじまり生方美久アイキャッチ
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注目の若手脚本家・生方美久さん。

「silent」や「いちばんすきな花」など、社会現象になるほどの話題作を作り出している人気の脚本家です。

また、2024年7月から放送される目黒連さん主演の月9ドラマ『海のはじまり』の脚本も担当しています。

生方さんが作る物語は、まるで自分が作品の登場人物になったかのように、自然と引き込まれていく作品ばかりです。

ここまで人を惹きつける脚本が書ける生方美久さんが、どんな方なのか気になりませんか?

私は、生方さんの作品が大好きで、「いちばんすきな花」に関しては、最終回が来ないで欲しいと思うほど夢中になって観ていました。

そんな作品を作る生方さんがどんな方なのか、とても興味があります!

そこで、今回は、脚本家・生方美久さんを深掘りしていきます!

生方美久さんが脚本を担当する『海のはじまり』の記事もぜひご覧ください

目次

生方美久さんとは?

生方美久さんは、独学で脚本を学び、多くのコンクールで入賞経験のある将来有望な若手脚本家です。

名前生方 美久
(うぶかた みく)
生年月日1993年5月10日
職業脚本家
出身地群馬県富岡市
まゆか

名前はペンネームじゃなくて本名なんだって!

生方美久さんの意外な経歴

生方美久さんは、脚本家になる前に助産師や看護師をしていたという意外な経歴の持ち主です。

生方さんは、小さな頃大きな病気をし、医師に命を救われ、そのことがきっかけで、医療関係の仕事に就きたいと思ったそうです。

最初は、看護師を目指し、大学に進学した生方さんでしたが、看護の勉強をしているうちに、助産師に興味が湧き、助産師コースを選択。

大学卒業後は、助産師として働いていました。

助産師になるためには看護師の資格が必要となります。
そのため、生方さんは、看護師の資格も助産師の資格ももっているということです。

大学を卒業後、助産師として働きはじめましたが、すぐに自分には助産師は向いていないと感じたそうです。

その気持ちが変わることはなく、助産師になって3年で退職。

退職後は、地元のミニシアターで働きながら、高校生の頃から憧れていた映画監督の勉強をはじめました。

その頃にはすでに脚本も書きはじめており、時間を見つけては脚本を書き、コンクールに応募していたそうです。

そして、伊参スタジオ映画祭という映画脚本のコンクールで、初めて奨励賞に選ばれます。

初めて賞をとったときの気持ちを生方さんはこう語っています。

嬉しい気持ちはあったのですが、それよりも大賞ではなかったという悔しさのほうが大きかったですね。まわりからはもっと喜びなよと言われました。

引用:美容メディアVOCE(ヴォーチェ) (i-voce.jp)

その悔しい気持ちが今の「脚本家・生方美久」を作り上げたのかもしれませんね。

その後も、脚本を書きながら映画監督になるための勉強を続けていましたが、だんだんと自分には映画監督は向いていないと感じていたそう。

ただ監督の勉強をすればするほど自分には向いていないと思う部分もあり、またちょうどそのタイミングで脚本の賞が取れるようになってきたので、まずは脚本を極めようと思いました

引用:美容メディアVOCE(ヴォーチェ) (i-voce.jp)

脚本を極めようと決意し、生活のためにミニシアターから非常勤の看護師に転職した生方さん。

その後、書いた作品が続けてコンクールに入賞し、2021年には若手脚本家の登竜門として有名なフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞します。

この時の受賞作品「踊り場にて」は、瀧本美織さん主演でドラマ化され、地上波で放送されました。

その後、2022年10月期に放送された「silent」で脚本を担当。

「脚本家・生方美久」が誕生します

生方美久さんに大きな影響を与えた2人の存在

生方さんは、助産師や看護師として働いていたにも関わらず、なぜ脚本家の道に進もうと思ったのでしょうか?

そこには、生方さんの脚本家人生に大きな影響を与えた2人の存在がありました。

憧れの存在

生方美久さんが映像業界に興味をもったのは、映画監督の岩井俊二さんの影響です。

生方さんが高校生の頃、岩井俊二監督の「リリィ・シュシュのすべて」という作品に出会い、映画監督という仕事に憧れを抱きます。

大学に進学し、助産師の勉強をしていたときも、助産師の仕事に就いてからも、映画監督への憧れの気持ちは残ったままでした。

映画監督への憧れの気持ちを捨てきれなかった生方さんは、憧れている映画監督が自分で脚本を書いているのを知り、まずは脚本を書いてみたそうです。

仕事のあとや、休日の時間を使い、独学で脚本を書きはじめ、4か月かけて脚本を完成させました。

初めて完成した作品を、コンクールに出品すると、その作品が一次審査を通過。

入賞はできなかったものの、一次審査を通過したことで、「自分の方向性は間違っていなかったんだ」と感じることができ、脚本を書き続けられたそうです。

高校生の頃に憧れた映画監督という存在が、脚本家に導いてくれたのですね!

踏み出す勇気をくれた存在

助産師として働いていた頃、現状から踏み出す勇気をくれたのは、ある俳優さんの言葉だったそうです。

助産師として働きはじめて2年目のときです。決定打となったのはある俳優さんの言葉で、「一年後に仕事を辞めて本気で映画やドラマの仕事を目指そう」と決めました。それが誰でどんな言葉でどんな映像だったのかは秘密なんですけど(笑)

引用:りっすん by イーアイデム (e-aidem.com)

生方さんはこの俳優さんの言葉に背中を押され、映像業界に足を踏み入れます。

この時、本気で目指そうと奮起しなければ、今の「脚本家・生方美久」は誕生しなかったかもしれません。

生方さんの脚本家人生に大きな影響を与えた俳優さんが誰で、どんな言葉だったのかとても気になりますね。

いつか生方さんの脚本で一緒に作品を作り、「実はこちらの俳優さんの言葉で…」と秘密を教えてくれたらいいなと思います!

生方美久さんの作品

生方美久さんの過去の作品やその視聴方法をご紹介します!

タイトル視聴方法
2021年12月踊り場にてFOD
2022年10月silentFOD
silent スピンオフドラマなし
2023年10月いちばんすきな花FOD
いちばんすきな花ーみんなのほんねーFOD
2023年自主映画『アット・ザ・ベンチ』第1編「残り者たち」vimeo
※2024年5月現在
vimeo(ヴィメオ)とは?

2004年に米国で作られた動画配信プラットフォーム。月2本・最大25本まで視聴できる無料プランもある。

まゆか

「いちばんすきな花」もう一度最初から観たいな~!

生方さんの選ぶ言葉はユニークで、それでいて、とても自然なものばかりです。

「いちばんすきな花」では、ひとつひとつの「言葉」に共感の声が上がりました。

生方さんは、人の心情を表現するのが上手で、どの作品でも、人の心を震わせる言葉が多く使われています。

『海のはじまり』も、そんな生方さんにしか表現できない愛の物語になることを期待しています。

まとめ

「『海のはじまり』脚本家・生方美久に影響を与えた2人の存在!意外な経歴と過去作品も紹介」についてまとめました。

  • 脚本家の前は助産師や看護師をしていた
  • 映像業界に興味をもったのは、映画監督の岩井俊二さんの影響
  • 踏み出す勇気をくれたのは、ある俳優さんの言葉
  • 生方さんの過去の作品はFODやvimeoで視聴できる

若手脚本家の生方美久さん。

映像デビューから連ドラデビューまでが早く順風満帆な脚本家人生の裏には、数々の葛藤がありました。

看護師から助産師へ。映画監督から脚本家へ。

目指すものは変わっても、全力で努力し続けた生方さん。

きっとこれからもたくさんの脚本に、全力で向き合い、素晴らしい作品をたくさん作っていってくれることでしょう。

そんな生方さんの作る『海のはじまり』が、どんな愛の物語になるのか今から楽しみです!

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